投資と浪費

こんにちは。あまり気温差が激しい季節ですので体調気を付けましょうね~

 

前回は貯蓄をするうえでの普段のお金の使い方という観点で語っちゃいました。

支出には①消費②浪費③投資のに振り分けれることができましたが、そのなかでも「投資」・「浪費」について触れていこうかなと思います。

 

<投資の割合について>

「投資」といわれてみなさんパッとなにを思い浮かべますか?

よく株取引とかFXってイメージしやすいですがこれは金融投資に分類されます。

投資といっても金融投資不動産投資自己投資等・・・があります。

最近では新型コロナウイルスの影響で投資による資産形成っていうのが注目をあびていますよね。銀行に預けても低金利なので少しでも未来の資産形成に向けての手段として投資も大事です。ここでは詳しい投資の種類や内容については割愛します。

また、投資でいうと自分のスキルアップも兼ねて習い事や講演会・読書によって将来の自分自身へお金や時間を費やすことも「自己投資」として投資の一部として分類されます。

 よく若者に対して「20代は貯金しなくていい、投資にすべてを注ぎ込め」このような考えを語る人がいることを前々回紹介しました。もちろん否定するつもりは全くありません。

 しかし、投資をすると言いつつ最低限の預貯金すら貯められてない人はまず貯金しましょう。

最低限度の預貯金とは一般的に自分の生活費の半年~1年分を指します。家族・子供がいる場合にはもっと必要になりますので人によって金額は様々です。いわゆる生活防衛資金」です。

予期せぬ病気・怪我や予期せぬトラブルによる急な出費に対応できない預貯金ではかなり危険です!

「それなら投資した株や不動産をすぐ売却して現金化すれば全く問題ないじゃないか?」

こんな意見があるとします。基本的に投資はリスクが付きものです。金融投資や不動産投資でいえば現金化するのにも時間や手間がかかったり(流動性が低い)、売却するタイミングによって元本割れしている可能性が非常に高いです。自己投資なんて即時の回収性なんてかなり低いですよね(笑)

 つまり、投資に費やすお金は必ず「生活防衛資金」を残した余剰資金でやりましょう。

じゃあ具体的に貯金と投資の割合はどのくらいがいいでのでしょうか?

様々な記事や情報を見た個人的な感覚で行くと一般的に貯金:投資=7:3くらいの割合です。

ただ、今日明日の食事すら危うい人は貯金:投資=10:0です。必ず(笑)

20代の若い世代でいうと、目安として預貯金だけで300~400万程度に到達し、3年以内に必ず使うと決まっている費用も除いた額(例えば車の購入・結婚費用)で残っているようならはすべて投資に回しても問題ないです。逆に安定した投資方法もある中で預貯金でしか置いていないのはもったいないです。

そして年齢が高くなるにつれてだんだんと投資に回す割合を低くしていくのが理想的でしょう。

高齢の方が老後資金も高い割合で投資に回すのは生活に直結する可能性があるため危険です。

具体的に配分としては以下の式にあてはまて金額を目安に決めていきましょう。

 

収入 ー 支出 = 使わないお金(貯金:投資=7:3)

 

例:手取り20万、生活費10万の場合は7万を貯金、3万円を積立など投資。

 

自分の状況も踏まえて是非参考にしてみてください!

 

<自己投資と浪費について>

今回の本題はこちらです。

投資のなかでも金融投資や不動産投資ってすぐ数値化できるのでリターンやリスクを考えてやるやらないの判断基準がわかりやすいですが、「自己投資」については難しいです。なぜなら数値化して判断することができないからです。そもそも「自己投資」って定義自体が曖昧ですし、線引きは人によって違います。

次の質問に答えてみてください。

 

「1個3000円するケーキを自分で食べるために買った。」

この支出は自己投資でしょうか?浪費でしょうか?

 

正解は「人による」です。高い品を食すことで自分の味覚を鍛えるという意味で自己投資と捉える人もいます。

この支出行為でいくと買った本人がパティシエや料理人・食品業界の人など自分の職業と直接関わりのある人ついては「自己投資」といえます。しかし、単に一般の人がケーキに3000円使うことは「浪費」に当たります。

よくあるのが本当は「浪費」にあたる支出なのに自分で勝手に「自己投資」として理由づけをして支出に対する罪悪感を減らそうとする人です。この勝手な理由づけが習慣化している人は貯金をするうえでデメリットに働きます。なのできっちり切り分けて認識する癖をつけましょう。

では「浪費」「自己投資」の線引きですが、どのように基準を設けたり判断したりしたらよいのでしょうか。

私なりの基準を一つ紹介します。

それは「自分の職業においてリターンが見込めるかどうか?」

ここでいう「リターン」とは仕事の効率化による時間の創出収入のUP社内評価の向上です。

これを自問してみてください。

 支出として上記に当てはまらない場合は素直に浪費だと認めてください。

浪費が決して悪いことではありません。なぜなら人が精神衛生を保つことや人生を豊かにする上でに浪費は時に必要な支出だからです。ただ、自分自身の基準を持たずに浪費をし続けてしまうともちろん貯金はできません。

 また、自己投資は必ずお金をかけないとできないこともありません。

例えばネットやYouTubeにも無料で良質な教材は沢山ありますし、書籍もメルカリで安く入手し、使い終わったらまた売りに出すという手もあります。まずはお金をかけずに学べんだり・経験できる方法がないか探してみましょう。

 

大事なのは「浪費」「自己投資」をきっちりと認識することで自分自身のお金の使い方を振り返ることです。この行為を今後の支出行為にも活かすことで貯金額は必然とアップします!

一度過去の支出を振り返り、今後の支出場面では自分自身の基準を持ったうえでお金を使うようにしてみませんか?そうしたらきっとお金の使い方は上達しますよ。

 

 

それではBYE~